Lot No. SS39134 / KEONI OF HAWAII “WAIKIKI REEF” by JOHN MEIGS
<<Material>>
RAYON 100%
<<Color>>
NAVY・BLUE
<<Explanation>>
【SUN SURF】
アロハシャツの黄金時代とされる1930~1950年代にかけて作られた「ヴィンテージ」と呼ばれる貴重なアロハシャツを生地からプリント、各部のディテールまで妥協無く再現し、現代に蘇らせているブランド。ハワイアンシャツの美しい絵柄、配色、ディテールを忠実に再現した作品は、当時の雰囲気のままのハワイアンシャツの魅力を現代に伝える。世界のハワイアン・シャツコレクターからも大きな評価を受けています。
作品名: “WAIKIKI REEF”
作者: ジョン・メイグス
素材: フィラメントレーヨン
プリント: 抜染プリント
デザインパターン: オールオーバー・パターン
ボタン: ココナッツボタン
DETAIL OF ALOHA SHIRT
アメリカ本土、イリノイ州シカゴで生まれたジョン・メイグス。彼はシカゴ美術研究所でデッサンを学び、南カリフォルニアのレッドランズ大学やUCLAでジャーナリズムを専攻。その後、オールドロサンゼルス・ユナイテッドプレスで記者を務め、1938年にハワイへと渡り、ホノルル・アドバタイザー社の美術部に籍を置きながら1940年頃にテキスタイルのデザインを始める。
メイグスの描く斬新な絵柄はすぐにアロハシャツメーカーの目に留まり、デザインの依頼が舞い込むようになった。その後、大戦中は海軍に入隊し、画家「ポール・ゴーギャン」ゆかりの地であるタヒチを訪れ、ポリネシア文化の魅力に引き込まれていく。1947年、軍を除隊した彼は再びハワイに戻り、トランスパシフィック航空で広報の仕事をしながらデザインを生業とする準備を始めていた。その噂は瞬く間に広がり、ハワイのメーカーのみならずコーン・ホールマークス(コハマ)、タンブロ・ファブリックスなどアメリカ本土の大手生地問屋からのオーダーが彼のもとへ次々と寄せられた。
彼は自宅にアトリエを構え、テキスタイルデザイナー「ケオニ・メイグス」として400点にも及ぶデザインを製作。そのひとつがこの「WAIKIKI REEF」で、サンサーフとしては初の復刻となる。当時、タンブロ・ファブリックスからのオーダーで製作されたデザインであり、メイグスは後に同社のハワイアン・プリントを任され、多くの人気作を生み出していった。やがてそれらはアメリカ全土でのアロハシャツブームへと発展。全米に展開していた百貨店「シアーズ」のカタログではメイグスのデザインしたアロハシャツが大々的に扱われ、彼はハワイアンテキスタイルデザインの頂点に君臨した。
多くのブランドが独自のデザインを開発し、完成度を競い合っていたアロハシャツ全盛期。モチーフの描写も緻密なものから抽象的なものまで千差万別で、非常にユニークな柄が数多く誕生した。初の復刻を果たしたこの作品も、ナイトブルーミングシリウス(月下美人)をメインモチーフとし、ハワイの島の名称が間を埋めるように散りばめられた、その時代の独創的なデザイン。多種多様な柄が製作されてはディスコンとなり、新たな柄が次々に発表されていった時代であったが故に生産数が非常に少ないものも多く、本作もコレクターからの人気が高い。
KEONI OF HAWAII(ケオニ・オブ・ハワイ)
1996年、我々サンサーフはハワイの服飾史に名を残す伝説のテキスタイルデザイナー「ジョン・メイグス」が存命していることを知る。早速、現地を訪問すると、彼の手元には1940年代に描いた未発表の作品が存在。そのデザイン画をもとに、幻の作品群は「ケオニ・オブ・ハワイ」の名で製品化され、ジョン・メイグスもアロハシャツのデザインを再開。新たなデザインも描き下ろし、ブランドを支えてくれた。しかし、高齢のため年々負担が大きくなり、2001年以降は彼の志に共感するアーティストが作品を手掛けるようになる。
<<Size Spec>>
M=着丈66.5cm 身幅57.5cm 肩幅47cm 袖丈21.5cm
L=着丈70.5cm 身幅60cm 肩幅50cm 袖丈22.5cm
XL=着丈71cm 身幅64cm 肩幅53cm 袖丈23cm
*若干の誤差はご了承ください。
*生地の裁断位置により、柄の配置が写真とは異なる場合があります。素材の特性や仕上げの方法によって、各所の寸法には若干の個体差が生じます。また、お使いの端末の設定や環境によって、商品の色が実際の色と多少異なる場合もございます。予めご了承ください。